こんにちは、メンタルトレーナーの西井です。

今回のテーマは「小さな習慣が未来をつくる Part1 」です。

小さな習慣、小学生の私の甥っ子の場合は・・・
2年前に1年間アメリカに滞在していたのですがその最初のころ
毎日1本コカ・コーラを飲んでいたそうです。
するとプクプク、プクプクあれよあれよという間に丸く太っていきました。
さすがにこれはマズイ!!と毎日飲むのをやめるようにしたそうです。
そうしたらスルスルと体重が落ちてもとの体形に。
たかが1本、されど1本!ちゃんとやめることができた甥っ子は偉い(*^▽^*)

そしてその兄の中学生の甥っ子の場合は・・・
小学生の頃は起きるのが遅い方だったかと思うのですが今は毎朝5時に起きて
学校に行く前に勉強をしているそうです。
どうしてそうしようと思ったのか?これまでに挫けることはなかったのか?
今まで続けてどんな違いがあるのか?etc.インタビューしたいことが沢山あったのですが
さすがに恥ずかしがって話してくれませんでした、残念(#^.^#) 

なぜ私がコーラーを飲むのをやめることが出来た甥っ子をべた褒めしたり、
お兄ちゃんにインタビューをしたいと熱望したのか・・・
甥っ子可愛さで思わず成功した事例をあげましたが、
やはり「これまでの習慣をいきなりパッと変えるのは難しい」ことがとても多いからです。

これまでやってきたことを続けていくのはとっても楽。
その反対に頭では〇〇した方がいい!、△△はしない方がいい!
よし明日から変えるぞ!!と思ってすぐに変えて持続できるのはとても稀なことでは?
私にとっては習慣を変えるというのはまあまあハードルがとても高いことです。
今これを読んでる皆さんの中にも「そう言えばあんなこともあったなあ」と思い浮かぶことも
もあるのかなあと思います。
もちろん私もそんな経験を沢山、沢山してきました(>_<)

でもそれは私も含めそんな経験をしてきた皆さんが
意志の弱いダメな人間だからというわけでは決してありません!!!
ご安心下さい(^_-)-☆
もし今、「あ~また変えることが出来なかった。やっぱり自分はダメなんだ・・・」と思って
いる方がいればその考えはいったんクシャクシャにしてゴミ箱の中に投げ入れて下さい(笑)

なぜそんなことが言えるのか、
人にはもともと「ホメオスタシス(均衡維持、恒常性維持)」という機能を生まれつき持っているからです。
どういう機能かというと気温が上昇して体温が高くなってくると汗をかいて体温を下げて元の状態にもどす、
現状を維持しようとする機能です。

生命の安全を守るためには体温をいつもの状態に戻してくれる「ホメオスタシス」はとても大切!
ただ例えば今まで毎日スナック菓子を一袋食べていたものを明日から食べないようにしよう、
今まで朝9時まで寝ていたのを明日から7時に起きるようにしようと変えようとする時には
大きな障壁になってしまいます。
食べないようにしようと思っていても、早く起きようと思っていても
「ホメオスタシス」の機能でいつもの状態に戻ってしまう・・・

「じゃあどうすればいいんだ!!」という声が聞こえてきそうですが。
人にはホメオスタシスがあるということを知った上で、どうすれば習慣を変えやすくできるように
なるのかいくつかポイントがあります。また次回のブログでお伝えしますね☆彡
今回はなぜ習慣を変えるのが難しいのか人が持っている特性について知っていただければと思います。

皆さまのお役に立つことができれば幸いです!

メンタルトレーナー
西井 のり子