こんにちは、メンタルトレーナーの西井です。
先日は最後のセンター試験がありました。
いよいよ受験シーズン到来です。
実際に受験する受験生の皆さんも大変ですが、
それを見守る親御さんも大変なのではないでしょうか。
自分が勉強を頑張るわけにもいかず
その分「うちの子は大丈夫なんだろうか」「体調を崩さないだろうか、風邪をひかないだろうか」
など不安な気持ちになったり、何かはっきりしないけどモヤモヤした気持ちが出てきたり。
そしてついつい、お子さんに対してガミガミ言ってしまう、怒ってしまう、
アドバイスしすぎてしまう。
そうなると子どもとのコミュニケーションも上手くいかなくなり嫌な雰囲気になってしまう・・・。
子どもにはいい状態で大切な試験を乗りきって欲しい!!と心の底から思っているのに
どうしてこうなるのかと自己嫌悪に陥ってしまうこともあるのではと思います。
今回はそんな負のスパイラルにならないようにするためにはどうすればいいのかを
お伝えしていきたいと思います。
〇不安な気持ちが出てきても、行動さえ変えればOK!そしてその不安は誰のもの?
「大丈夫なんだろうか?」「風邪をひかないだろうか」といった焦りや不安は
子どものことを想うがゆえに出てくるものです。
それだけお子さんのことを大切に想っているからこそ。
なので私は上手くコントロールさえできればそういった気持ちが出てきてもOKだと思います。
まず、コントロールするには今の焦りや不安は誰のもの?誰の問題?と気づくことです。
ひよっとすると子ども自身は今まで頑張ってやるだけの勉強はしてきたと自信を
もっているかもしれません。
今感じてるマイナスの感情は親御さん自身のものです。
時には受験に向かうお子さんの姿をみているうちに親御さんが自分自身がこれまでに
経験をしてきた受験や試験体験を投影していろんな感情がわいてくることもあります。
こういったことは誰にでもおこることなので、過度に強いものでなければ大丈夫です。
そしてこの不安は自分のものだと気づいたら、
「そうそう、これは私のものだな」と受け止めてみて下さい。
その後、学校の先生や塾の先生がお子さんのことをどう話していたか冷静に思い出してみるのも
いいかもしれません。
これだけでも大分マイナスの感情はコントロールできると思います。
〇Iメッセージで伝える
ただ、お子さんが夜更かしをしたり、お風呂から出たあと風邪をひくのではという恰好をして
いる時などは親として言わなければいけない時も少なからずあると思います。
その時はYOUメッセージ(あなたは〇〇だから)ではなくIメッセージ(私は〇〇だと思う)
で伝えてみて下さい。
YOUメッセージは相手を非難、否定していることになりますので、受け取る方は
素直に聞けない場合が多く反発心が出てくることもあります。
親子であればなおさらだと思います。
Iメッセージで「私は〇〇だと思う」
「お母さんはその格好をしていたら風邪をひくと思うよ。どう?」など。
この場合必ず「お母さんは」と主語を入れることをおすすめします。
日本語の場合主語がなくても意味は通じますが、きちんと主語を言った方が
お母さんはそうなんだと相手は認識して受け取りやすくなります。
そして出来るなら最後に「どう?」の一言があれば、「あなたの言いたいことも聞きますよ」
というメッセージを含むことになるのでさらにいいかと思います。
後一番大事なのが、ニュートラルな声のトーン、態度でお伝えすることです!(^_-)-☆
何かお役に立つことはできたでしょうか?
お父さん、お母さんもお子さんの伴走者としてこれまで頑張ってこられたと思います。
サポートされている皆さんを応援しております!
次回のブログは近日中に
受験生の皆さんが本番の試験に実力を発揮できるようになるための
ポイントをお伝えします(*^-^*)
メンタルトレーナー
西井 のり子