新年明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します(*^▽^*)
メンタルトレーナーの西井です。

新しい年になって今年はこんなことしたいなぁとか
こんな風になりたい!って思うことありませんか?
私もそうです!
そして1日が24時間ではなくてもっとあればもっとできるようになるかもしれないのに~
と思うこともあります。(^_^;)
でもどんなに願ってもそれは変わらず・・・・
じゃあ、これまでと同じ練習量・時間でもっといい結果につなげていけるようになれれば!
と思うのです。

そこで出てくるのが3人のレンガ職人。
これは心理学でよく出てくるお話しです。

 

~3人のレンガ職人~

旅人が道を歩いていると1人の職人がレンガを積んでいました。
旅人は彼に「今、何をしているのですか?」と聞きました。
彼は「見れば分かるだろ、レンガを積んでるんだよ。なんでこんなことばかりしないといけないのかね。」と答えました。

また道を歩いていると2人目のレンガを積んでいる職人に会いました。
旅人は彼に「今、何をしているのですか?」と聞きました
2人目の職人は「大きな壁をつくっているんだよ。大変な仕事だけど、これで家族を養うことができるんだ。」と答えました。

また道を歩いていると3人目のレンガを積んでいる職人に会いました。
旅人は彼に「今、何をしているのですか?」と聞きました。
彼は「歴史に残る偉大な大聖堂の壁をつくってるんだよ。」と答えました。

 

このレンガ職人のお話しをジュニアのスポーツ選手にしたことがあります。

彼らの感想は
1人目の職人:めっちゃしんどそう。つまらない。
2人目の職人:頑張ってるんやろなぁ、でも少ししんどそう。やらなあかんって感じ。
3人目の職人:目標がみえている。将来がめっちゃカッコ良さそう。などなど

同じ時間、同じレンガを積むということをしていてもおそらく3人目の職人さんが
一番自分の仕事を誇らしく思っていて、彼の手がけた壁が一番素敵なものになるだろうと
想像できます。

ジュニアの選手たちには自分に置きかえてもらいました。
一見、すごく単純ですごく地味な基礎練習やトレーニングをする時にただこなすだけになっているのか、
それとも将来の自分にどうつながっているのか意識しながら取り組むかで、
モチベーションや結果に違いを出させるんだ!とみんな思いました。


そしてここからが+αです。

ジュニアの選手たちもそして私自身も何かに取り組む時は、3人目の職人さんになるんだ!って
思います。自分が好きなことだから、やりたいことだから強くそうなりたいっ!と願うこともあります。

でも、そうならない時もあります。
メンタルトレーナーである私ももちろんそういう時があります。
だからと言って自分を責める必要はありません。
人間だから波があって当たり前だし、逆に1人目&2人目の職人になることがあっても
またそこから3人目の職人に立ち返る力を育てていくことができれば素晴らしいと思います(*^▽^*)

ジュニアの選手たちも、3人目の職人さんに戻るには・・・と真剣に考えました
憧れの選手をスマホの待ち受け画面にしてそれを眺める、
試合で上手くいった時のことを思いだすなどなど自分なりの方法を見つけていました。
皆さんにもきっと自分にピッタリの方法があると思います!

ではまた次回part2をお伝えしてきますね!

西井 のり子